岐阜基地航空祭でのブルーインパルスをiPhone 5sで撮る[写真蔵]

航空 エンタメ・イベント
iPhone5sでブルーインパルスの展示飛行を撮影した。スモークによる航跡をメインにするのであれば、スマートフォンでも立派にその役目を果たす。
iPhone5sでブルーインパルスの展示飛行を撮影した。スモークによる航跡をメインにするのであれば、スマートフォンでも立派にその役目を果たす。 全 28 枚 拡大写真

航空祭に行った誰もが「飛んでいる戦闘機をカッコよく撮りたい」と思ったことがあるはずだ。しかし、飛んでいる戦闘機を撮るという行為は非常に難易度が高い。速度も高度も高い機体を追いかけるには腕(技術)が必要だし、機材も揃えなくてはならない。

【画像全28枚】

機動飛行を行う戦闘機の撮影では「300mmレンズを広角」、「500mmレンズを標準」、「800mm以上のレンズを望遠」と称するほど機材的にはシビアだ。もちろんこれら機材を有するだけでなく、速度も高度も高い機体を追いかけられる撮影技術があってこそ…だ。

コンパクトタイプのデジタルカメラや、スマートフォンでの撮影は困難とも言えるが、唯一の例外はブルーインパルス。機体そのものというより、スモークで描く航跡を追っていく構図に仕上げるならば望遠レンズも必要なく、若干のシャッタータイムラグがあるようなカメラでも撮ることができる。

実際にどの程度の写真を撮ることができるのか。岐阜基地航空祭でiPhone5sを使い、演技飛行中のブルーインパルスを撮影してみた。iOS7標準のカメラアプリを使っており、5sの特長となる高速連写機能は多用している。結果はご覧のとおり。

会場内のナレーションでは、ブルーインパルスの編隊がどの方向から進入してくるのかも必ず案内される。すべての演技はショーセンターとなる管制塔付近を中心に組み立てられているので、それを念頭に置くと構図も作りやすい。

一昔前のスマートフォンではピント合わせにもたつきもあったが、iPhone5sになるとそうしたストレスは感じない。一眼レフ並みの使い勝手を求めるのは酷だが、リサイズソフトを使って縮小してしまえば「iPhoneで撮った」と言われなくてはわからないようなレベルの写真が撮れるようになった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. パイオニア、『プリウス』『ジムニー』『スペーシア』専用カーオーディオ取付キット3機種を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る