シンガポール地下鉄の新線、ダウンタウン線が開業

鉄道 行政
シンガポールMRT・ダウンタウン線で使用されるボンバルディア製の無人運転電車Movia C951形
シンガポールMRT・ダウンタウン線で使用されるボンバルディア製の無人運転電車Movia C951形 全 2 枚 拡大写真

シンガポール地下鉄(MRT)で5路線目となる新線、ダウンタウン線の第1期区間が12月21日に開業した。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。同線はシンガポールMRTを運行する2社のうち「SBSトランジット」が担当、無人の完全自動運転を行う。

【画像全2枚】

今回開業したのはチャイナタウン駅からブギス駅までの全長4.3km・6駅分。同線は将来的に全長42km・34駅の路線となる予定で、全線開業は2017年を予定している。鉄道業界誌インターナショナル・レールウェイ・ジャーナル(オンライン版)によると、車両はボンバルディア製の無人運転電車、Movia C951形を11編成導入。平日ラッシュ時は4分間隔、その他の時間帯は5分間隔で運行する。

シンガポール陸上交通庁(LTA)によると、12月22日から2014年1月1日までは開業記念として、同線を無料で開放する。

同国は2030年までに、地下鉄網の総延長を360kmまで拡大する計画を立てている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  2. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  3. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  4. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  5. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る