【大阪モーターショー13】産業技術短大ブース、ロータス ヨーロッパEVとSTOL「ハミングバード」出展

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ハミングバード
ハミングバード 全 9 枚 拡大写真

20日から23日まで開催された大阪モーターショーの産業技術短大ブースでは、『ロータス ヨーロッパ』のコンバージョンEVと、1人乗りSTOL(垂直離着陸機)の『ハミングバード』が展示された。

まず、ロータス ヨーロッパEVは、ミッドシップのエンジンルームにリチウム・イオン電池とモータを搭載し、さらにカセットガスを燃料とするガスエンジンで発電機を駆動し、リチウム・イオン電池を充電する簡易レンジ・エクステンダー仕様になっている。

次に、1人乗りSTOLのハミングバードは、水上バイク用の水冷エンジンを2基搭載し、円筒形のボディ内に支持された2重反転プロペラを駆動して、地上から2,3メートル程度浮上して災害時の救助などに使えるSTOL機を目指して開発している、という。2重反転プロペラで互いのスラスト力を打ち消すので、ヘリコプターのようにテールローターは必要ない。

現在、このハミングバードは浮上実験の段階まで開発が進行しているという。産業技術短大では、このような開発活動をクラブ活動のひとつとして、学生に貴重な開発経験を提供している。

《山内 博》

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