【大阪モーターショー13】産業技術短大ブース、ロータス ヨーロッパEVとSTOL「ハミングバード」出展

自動車 ニューモデル モーターショー
ハミングバード
ハミングバード 全 9 枚 拡大写真

20日から23日まで開催された大阪モーターショーの産業技術短大ブースでは、『ロータス ヨーロッパ』のコンバージョンEVと、1人乗りSTOL(垂直離着陸機)の『ハミングバード』が展示された。

まず、ロータス ヨーロッパEVは、ミッドシップのエンジンルームにリチウム・イオン電池とモータを搭載し、さらにカセットガスを燃料とするガスエンジンで発電機を駆動し、リチウム・イオン電池を充電する簡易レンジ・エクステンダー仕様になっている。

次に、1人乗りSTOLのハミングバードは、水上バイク用の水冷エンジンを2基搭載し、円筒形のボディ内に支持された2重反転プロペラを駆動して、地上から2,3メートル程度浮上して災害時の救助などに使えるSTOL機を目指して開発している、という。2重反転プロペラで互いのスラスト力を打ち消すので、ヘリコプターのようにテールローターは必要ない。

現在、このハミングバードは浮上実験の段階まで開発が進行しているという。産業技術短大では、このような開発活動をクラブ活動のひとつとして、学生に貴重な開発経験を提供している。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
  5. 『マツダ3』、米2026年モデルで「ハーモニックアコースティクスオーディオ」を標準化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る