日本海事協会、スウェーデンのクリーン・シッピング・インデックス検証機関に認定

船舶 企業動向

日本海事協会は、スウェーデンのクリーン・シッピング・インデックス(CSI)事務局からCSIの検証機関として認定を受けた。

CSIは、船舶が排出する環境影響物質を計測・評価する指標で、二酸化炭素、硫黄酸化物・粒子状物質、窒素酸化物、化学物質、廃水・廃棄物の5分野が評価対象となる。

CSIはスウェーデンの非営利団体クリーン・シッピング・プロジェクトが開発、荷主企業の団体が運営している。現在、スウェーデン、オランダ、ドイツを始め、ヨーロッパ諸国の荷主企業による利用が拡大しており、環境を重視する荷主企業は、CSIの評価を参考にして船社を選択する傾向にあり、船会社各社はCSIの数値評価向上に注力している。

同協会では、今回認定を受けたCSIの他にも、CCWG(クリーン・カーゴ・ワーキング・グループ)が規定する基準にもとづくエネルギー検証、EEOI(エネルギー効率運航指標)にもとづくCO2排出量鑑定書、ISO14001/50001にもとづく環境エネルギーマネジメントなど、環境・エネルギー分野の各種認証サービスを提供することで、地球温暖化の防止に貢献していくとしている。

《レスポンス編集部》

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