日本海事協会、スウェーデンのクリーン・シッピング・インデックス検証機関に認定

船舶 企業動向

日本海事協会は、スウェーデンのクリーン・シッピング・インデックス(CSI)事務局からCSIの検証機関として認定を受けた。

CSIは、船舶が排出する環境影響物質を計測・評価する指標で、二酸化炭素、硫黄酸化物・粒子状物質、窒素酸化物、化学物質、廃水・廃棄物の5分野が評価対象となる。

CSIはスウェーデンの非営利団体クリーン・シッピング・プロジェクトが開発、荷主企業の団体が運営している。現在、スウェーデン、オランダ、ドイツを始め、ヨーロッパ諸国の荷主企業による利用が拡大しており、環境を重視する荷主企業は、CSIの評価を参考にして船社を選択する傾向にあり、船会社各社はCSIの数値評価向上に注力している。

同協会では、今回認定を受けたCSIの他にも、CCWG(クリーン・カーゴ・ワーキング・グループ)が規定する基準にもとづくエネルギー検証、EEOI(エネルギー効率運航指標)にもとづくCO2排出量鑑定書、ISO14001/50001にもとづく環境エネルギーマネジメントなど、環境・エネルギー分野の各種認証サービスを提供することで、地球温暖化の防止に貢献していくとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マッドスタータイヤ、新サイズ追加で軽自動車市場拡大へ 5月下旬から発売
  2. VWの小型SUVクーペ『ニーヴァス』、スポーティな「GTS」誕生
  3. BYD初のステーションワゴン発表、PHEVの『シール 06 DM-iワゴン』
  4. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  5. 「まるでCG」ジャガーの次世代コンセプト『Type 00』、モナコで公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  2. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  3. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  4. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る