ドイツの自動車大手、ダイムラーは12月30日、2013年のメルセデスベンツ乗用車ブランドの生産台数が149万台を上回り、新記録を達成したと公式発表した。
また、ダイムラーによると、2013年のメルセデスベンツ乗用車ブランドの世界新車販売は、140万台以上。生産と販売の両方で、新記録を打ち立てている。
2つの新記録達成の大きな要因が、新型車の積極投入だ。2013年は4月に、改良新型『Eクラス』と、新型4ドアクーペの『CLAクラス』を発売した。CLAクラスはとくに米国で人気。現地では2013年9月の発売以来、すでに1万2000台以上を納車した。
また、新型『Sクラス』の販売も好調。メルセデスベンツによると、2013年夏の発売以降、世界のハイエンドラグジュアリーセダンのベストセラー車に君臨しているという。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門の営業担当、オーラ・ケレニウス取締役は、「2013年、メルセデスベンツは成長戦略において、決定的な一歩を踏み出した。2014年も販売新記録へ向けて、順調な足取りを示すだろう」とコメントしている。