郵船クルーズは、「飛鳥II」2015年世界一周クルーズの実施を決定した。
飛鳥クルーズの「世界一周クルーズ」は、1996年以降、毎年1回行なわれており、2013年までの18年間に延べ7000人以上が参加した。
2015年世界一周クルーズでは、シンガポール、マレーシア、インド、ヨルダンに寄港し、5年ぶりにスエズ運河を通航する。地中海ではトルコ、ギリシャ、クロアチア、イタリア、スペイン、ポルトガル、フランスに寄港、ヨーロッパを約1カ月にわたって楽しんでもらう。
大西洋横断後、北中米ではアメリカ、ジャマイカ、コロンビア、グアテマラ、カナダへ寄港する。途中パナマ運河を通航し、船旅ならではの2大運河通航を体験できる。またアラスカでは雄大な大自然を満喫できる。
旅程はAコース(「アラビアンリゾート ドバイゆっくり滞在組込み」)、Bコース(「(悠久のアラビア半島をめぐるドバイ・ヨルダン・死海・ペトラ遺跡組込み)」)およびCコース(「中世の息吹を感じる ウイーン滞在とドバイ組込み」)から選択でき、価格はAコース104日間(Kステート)の422万円からCコース(Sロイヤルスイート)の2624万2000円まで。2015年は20回目の世界一周クルーズとなるため、記念イベントや組込みツアーなどの特別企画も用意する。
クルーズの販売開始は2014年2月14日から。