富士重工吉永社長「コツコツ積み重ねた努力で」…国内生産累計2000万台

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群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)にておこなわれた2000万台ラインオフ式典
群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)にておこなわれた2000万台ラインオフ式典 全 3 枚 拡大写真

富士重工業は1月9日にスバル車の国内生産が累計2000万台に達し、群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)でラインオフ式典を開いた。

2000万台目となったのは『フォレスター』。富士重工は1958(昭和33)年に軽自動車『スバル360』の生産を開始、1992年には累計1000万台を達成していた。記念車のラインオフ式典で吉永泰之社長は、「スバル車をご愛顧いただくお客様をはじめ、諸先輩や従業員1人ひとりがコツコツ積み重ねてきた地道な努力の賜物」と挨拶した。

また、国内工場はフル生産にも拘わらず内外で供給が間に合わない状況にあるが「安全と品質を第一にやっていきたい」と語った。富士重工によると、累計2000万台のうち『レガシィ』など登録車が約1200万台、すでに自社生産は撤退した軽自動車が約800万台を占めている。国内の生産能力は現在年60万2000台であり、今夏までに同2万台分の能力増を図る計画だ。

《池原照雄》

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