2013年の中国新車販売、13.9%増の2198万台…初の2000万台超え

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中国汽車工業協会は1月9日、中国における2013年の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、前年比13.9%増の2198万4100台。初めて2000万台を突破すると同時に、米国を上回り5年連続で世界一となった。

前年比で13.9%の伸び率は、2012年の4.3%を上回り、3年ぶりの2桁増。2198万4100台のうち、乗用車の販売台数は全体の8割にあたる1793万台。前年比は16%増と、2012年の7.1%増から2桁の伸びに回復。

日系メーカーでは、日産自動車が前年比17.2%増の126万6200台。トヨタ自動車が前年比9.2%増の91万7500台。ホンダが前年比26.4%増の75万6882台。3社とも過去最高を達成した。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する不買の動きが広がった。日系メーカーの2012年中国新車販売は、その影響で前年実績を割り込んだが、2013年は回復を遂げている。

なお、2012年12月の中国新車販売台数は、商用車と輸出を含めて213万4200台。単月としては、過去最高を記録した。前年同月比は18%増と、4か月連続の前年実績超え。このうち乗用車は、前年同月比22%増の178万台だった。

《森脇稔》

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