日産自動車は、「日本中の親子が、どんな場面で、どんな気持ちでクルマを使いこなしているか?」を調査するため、「親として。Question」を実施。その結果を発表した。
調査は、普通自動車免許を保有し、10歳までの子どもがいる20歳から49歳の既婚男女を対象に、2013年11月29日から12月1日にインターネットアンケートを実施。1238人から回答を得た。
調査結果によると、個人的な視点でミニバンを選ぶ時に重視するのは「燃費」(71.8%)、「車両本体価格」(68.7%)、「室内の広さ」(63.7%)の順だったのに対して、親の視点でミニバンを選ぶ時に最も多かったのが「安全性」。個人的な視点で選ぶ時の52.8%に対し、75.1%を記録。さらに、ママに限ると81.7%が安全性を重要視すると回答した。
また、「運転中、子どもに気をとられてヒヤリとした瞬間がありますか?」という質問に対し、「子どもが後ろの座席で寝ているかどうかをミラーで確認していたら前のクルマに接近していた」、「子ども同士が喧嘩をしだしたので怒ろうと一瞬振り返った時に前のクルマに衝突しかけた」など、48.8%の親が「ある」と回答。実体験を通じても親としてのミニバン選びに「安全性」が重要視されるということをわかった。
また、衝突回避技術に対する印象について聞いてみたところ、「値段が高そう」という回答が全体の62.4%と最も高く、さらにママに限ってみると、7割以上が同回答だった。衝突回避技術に対して、多くのパパママドライバーが「値段が高いもの」である、という印象を持っていることが明らかになった。