【東京オートサロン14】マイチェン後のハイエース 新型のカスタムも登場

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Beansの新型ハイエース。一見すると普通のDX。グリルが茶色いだけのようだが…
Beansの新型ハイエース。一見すると普通のDX。グリルが茶色いだけのようだが… 全 9 枚 拡大写真

昨年11月に発表されたばかりの新型『ハイエース』。さすがに今回のオートサロンには間に合わないのでは、と思っていたが、TRDやモデリスタなどワークス系やディーラー系のほかにも、頑張って間に合わせたカスタムショップもちらほらと見かけた。

【画像全9枚】

中にはマイチェン前のモデル用のエアロを上手く組み合わせたところもあったが、ユニークだったのはシートカバーやベッドキットなどを販売するBeansのデモカー。黒い材着バンパーのDXがベースで内装だけを変えただけか、と思って通り過ぎようとしたら、バンパーにステッチが入っている。良く見るとバンパー全体が本革調になっていて、フロントグリルもそれに合わせて茶色のレザー風にラッピングされているのだ。

これはバイナルカスタムの専門メーカー、CHAT GRAFFITIの製品で、通常はシボのある樹脂パーツは下処理しないとラッピングできないが、このレザータイプならそのまま貼れるそうだ。単にレザー調にするだけでなく、ステッチラインシートを縁にあしらうことで、まるで本当にレザーを縫い付けたように見えるから面白い。

今回CHAT GRAFFITIは、ハイエース専門店のT-STYLEと共同でブースを展開しており、そのT-STYLEでは恐ろしく低いハイエースのデモカーを出品。こちらも迷彩柄のシートでラッピングしただけでなく今回はモケット調のラッピングでジャーマントップ風に仕立てていた。

それにしてもT-STYLEのハイエースは車高が低い。並べている時には着地しているので、隣に並べた軽ワゴン(これも目一杯ローダウンしているのだが)と変わらないくらい。
実はエアサスだけでなく、エンジン搭載位置を下げてフロアを5cm切り詰めている。リヤはチャネリングによってフロアの高さを上げているのだ。

ノーマルより40cm以上低いハイエース、それがラッピングによってますます印象的なスタイリングになっていたのだ。

《高根英幸》

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