【デトロイトモーターショー14】日産中村CCO「車の楽しさ打ち出すショーになっている」

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイトモーターショー14】日産中村CCO「車の楽しさ打ち出すショーになっている」
【デトロイトモーターショー14】日産中村CCO「車の楽しさ打ち出すショーになっている」 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14において、『スポーツセダン コンセプト』をワールドプレミアした。

このスポーツセダン コンセプトは、次世代の日産デザインを採用。将来の量産スポーツセダンの先進のルックスを提示した1台だ。V字型のフロントグリル、ブーメラン形状のヘッドランプ、フローティングルーフなど日産が統一デザインとして掲げるモチーフが取り入れられている。

カンファレンスに出席した日産CCOの中村史郎氏は、『ローグ』や『キャシュカイ』などこの統一デザインを既に導入している市販車もあるとしたうえで、「これからはもっと大胆に使っていこうと思っている。昨年発表したクロスオーバーコンセプト『レゾナンス』とこのスポーツセダン コンセプトは日産ブランドのDセグメントにおけるトップに位置づけられる存在。2つのクルマで鮮明に次世代の日産の方向性を打ち出し、アピールしていく」と述べた。

また、今年は全体的にスポーツカーやハイパフォーマンスカーの発表が多く見られるデトロイトモーターショー。その傾向に関しては「我々も"エキサイト&イノベーション"というテーマを掲げているが、車の楽しさが前面に出ているものが多い。その理由は、景気が全体的に良いことと、各社HVやEV、PHVなどを用意し、環境対策がひと通り落ち着いた上で、やはり楽しさを打ち出していこうという想いがあらわれたからではないか。これは自然な流れであり、偶然ではないショーの現象だ」(中村氏)と話した。

《吉田 瑶子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る