ISS きぼう 日本実験棟、低温冷却系ポンプが停止…現在は復旧

宇宙 テクノロジー
定常運用時の冷却系のコンフィギュレーション(出典:JAXA)
定常運用時の冷却系のコンフィギュレーション(出典:JAXA) 全 2 枚 拡大写真

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟で、日本時間2014年1月14日午後9時24分に、低温冷却系の循環ポンプに電力を供給している電源スイッチが異常を検知したため、自動遮断し、循環ポンプが停止したと発表した。

低温冷却系は、日本実験棟の冷凍・冷蔵庫(MELFI)や空調などの冷却に使用している。

あらかじめ定めていた手順に基づき、2系統ある「きぼう」の冷却系を、正常な中温冷却系のポンプのみで循環させるモードに、地上からの操作で変更し、「きぼう」の冷却系は安定した運用に復帰した。

現在、循環ポンプが停止した原因究明に向けた作業を続けている。クルーの安全や他のシステム機器・実験機器への影響はなく、「きぼう」の運用や実験に支障は出ていないとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る