JAXA、「第2回再使用将来輸送系ワークショップ」を開催…1月22日

宇宙 エンタメ・イベント

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、1月22日にTKPガーデンシティ御茶ノ水(東京都千代田区神田駿河台)で「第2回再使用将来輸送系ワークショップ」を開催する。

輸送系を使い切りから効率的に繰り返し飛行ができるものへと転換し、地上から宇宙への輸送費を大幅に低減することが期待されている。将来、これら再使用型の輸送系を実現するためには、技術的なブレークスルーが必須で、技術的な挑戦と継続的・戦略的な取り組みが不可欠となっている。

現在、日本では、意欲と志を持った多くの研究者・技術者が再使用将来輸送系の研究開発に継続的に取り組んでいるものの、活動が細分化され、それらの連携が必ずしも十分とは言えない状況が続いている。

JAXAでは、オールジャパン体制の構築に向けて、再使用将来輸送系に関心を持つ研究者・技術者が一堂に集まる場を設け、研究の方向性、研究の推進体制や具体的な活動について議論し共有を図ることを目的にワークショップを開催する。

今回の第2回ワークショップでは、6月末に開催した第1回の成果を受けて、将来輸送系(再使用型輸送システム)の研究を方向付けるミッションとシステムの検討を進めたため、その検討状況と今後の活動について講演と討論を行う予定。

ワークショップは、単なる情報・意見交換の場にとどまらず、作業チームを設置し、リファレンスミッションの検討や、オールジャパン体制に向けて、JAXA外部との連携を強化し、共同で取り組む研究のテーマを決めていく予定。再使用将来輸送系に関わる要素研究や飛行実証実験に関心を持つ研究者・技術者、再使用将来輸送系への適用可能性のある技術シーズを持ち人、特に大学の研究者に積極的に参加してもらう。

《レスポンス編集部》

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