2013年の VW 商用車世界販売、0.3%増の55万台超え…新記録

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フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは1月10日、2013年の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は新記録となる55万1900台。前年比は0.3%増だった。

市場別では、欧州がギリシャに端を発した信用不安の影響で、前年比3.7%減の31万4400台と、引き続き減少。このうち、地元ドイツも6.7%減の11万4800台と減少した。それでもフォルクスワーゲン商用車部門にとって、引き続き単一国の最大市場に君臨する。

また、東欧は4万0250台にとどまり、前年比は3.4%減とマイナスに転じた。一方、南米は8.3%増の16万0400台。アフリカは3.3%増の2万0140台。アジア太平洋地域は2万0150台を売り上げ、前年比は6.4%増と好調だった。

車種別では、小型ピックアップトラックの『アマロック』を中心に、中/大型バンの『クラフター』、『T5』シリーズ、『キャディ』が支持を集める。

フォルクスワーゲン商用車部門のEckhard Scholz取締役は、「欧州では困難な経済情勢にあるが、世界で優れた販売結果を残した。全ての顧客からの信頼に感謝する。今後も最高の品質、先進技術を手頃な価格で提供していく」と述べている。

《森脇稔》

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