2013年のプジョー世界販売、8.7%減の155万台…中国は25.8%増

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プジョーの新型コンパクトセダン、301
プジョーの新型コンパクトセダン、301 全 4 枚 拡大写真
フランスの自動車大手、プジョーは1月20日、2013年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は、155万3000台。前年比は8.7%減と、3年連続で前年実績を割り込んだ。

3年連続で前年実績を下回ったものの、前年実績に対する減少率は、2012年の19.6%減から、2013年は8.7%減へと、ひと桁台に持ち直し。2013年の市場別実績は、欧州が乗用車とLCV(軽商用車)合計で、89万7000台を販売。前年比は7.2%減と、こちらも2012年の12.6%減から、ひと桁台の減少率へ持ち直した。

89万7000台のうち、乗用車は74万3000台。『208』シリーズをはじめ、『308』シリーズや『2008』などが支持を集めた。とくに208シリーズは、2012年の欧州とブラジルでの発売以来、累計生産台数が間もなく、60万台を超える見通し。

欧州以外の市場では、中国が27万2000台を販売。前年比は25.8%増と伸びた。プジョーはここ数年間に、中国市場へ『408』、『508』、『308サルーン』を投入。2013年に発売された新興国向けのセダン、301が6万7000台以上を販売した。2014年は、2008の投入を予定する。

また、南米では2013年、前年比4.6%増と堅調。アルゼンチンでは9万8300台を売り上げ、前年比は21.6%の大幅増。チリでも33.1%増の1万2000台と好調。メキシコでも33.4%増の6900台と伸びた、

プジョーの世界販売に占める欧州以外の販売比率は、2012年の39%から、2013年は43%へ拡大。プジョーは2015年までに、欧州以外の販売比率を50%にまで引き上げる目標を掲げている。

《森脇稔》

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