2013年のルノー世界販売、3.1%増の263万台…2年ぶりに増加

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新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア)
新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア) 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーグループは1月21日、2013年の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は262万8208台。前年比は3.1%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

262万8208台の主な内訳は、乗用車が前年比3.7%増の229万3049台。LCV(小型商用車)は、0.5%減の33万5159台だ。

またブランド別では、ルノーが前年比0.4%増の213万1494万台と、2年ぶりに増加。ダチアは、前年比19.3%増の42万9540台と、引き続き前年実績を上回る。韓国のルノーサムスンも、2.3%増の6万7174台と回復した。

市場別で見ると、欧州の回復が目を引く。2013年のルノーグループの欧州新車販売は、130万1864台。前年比は2.4%増とプラスに転じた。市場シェアは前年よりも0.4ポイント増え、9.5%としている。

欧州以外の販売台数は、前年比ほぼ横ばいの132万6344台。ルノーの全販売に占める比率は、50.5%だった。2013年7月、イラン市場から撤退した影響も受けた。

国別の販売台数ベスト5は、フランスが54万7693台でトップ。以下、ブラジルが23万6360台、ロシアが21万0099台、ドイツが16万2509台、トルコが14万4706台で続く。

車種別では、地元フランスで新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)がベストセラー車に君臨。ルノーグループのジェローム・ストール営業担当副社長は、「2013年は欧州で最高の市場シェアを確保し、世界市場でも成長した。これは新商品の成功のおかげ」とコメントしている。

《森脇稔》

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