アウディ、新型LMP1カーにレーザーライトを採用…市販モデルへの搭載も視野

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アウディ R18 e-トロン・クワトロの2014年型
アウディ R18 e-トロン・クワトロの2014年型 全 2 枚 拡大写真
アウディは、2014年にWEC世界耐久選手権に投入する新型LMP1カー『R18 e-トロン クワトロ』に、LEDとレーザーライトを融合させたヘッドライトを採用する。

R18 e-トロン クワトロの左右各8ユニットで構成されるマトリックスLEDヘッドライトは、昨年のル・マン24時間レースで、優れた光度と広い照射範囲を実証してみせたが、2014年モデルでは、均一で的確な光を投射できるレーザーライトを追加。ル・マン24時間レースを始めとするナイトセッションを有する耐久レースでの優位性を高めるものとなる。

昨シーズンのWECチャンピオンのマルセル・ファスラーは新型ヘッドライトについて「これまでで最高の夜間視認性を持っており、昨年より飛躍的に進化している。レーザーライトの光はより明るく、適切な場所を集中的に照らしてくれる。コーナーのクリッピングポイントがよりクリアに見えるなど、夜間走行でこれほどの大きなアドバンテージはない」とコメントしている。

アウディは、新型ヘッドライトをル・マン参戦マシンに搭載して実証実験を行い、その後、世界初レーザーライトを搭載した市販モデルを発売する計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  2. 24年ぶり復活、新型ホンダ『プレリュード』ついに発売…価格は617万9800円
  3. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  4. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  5. 「そういう時代か…」中国で生きていたホンダの最高級ミニバン『エリシオン』が話題に、「これなら日本でも売れる」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る