最低賃金制度、年央にも見直しで問題点など洗い出す…人資相

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

リチャード・リオット人的資源相は、今年1月1日付けで完全導入した最低賃金制度について、年央にも見直しを行うことを明らかにした。

最低賃金制度導入から半年ほど経った6、7月に実施する。制度の影響について調査し、問題点などの改善を行う。このため少なくとも年央までに最低賃金を引き上げることはないという。法律では2年に一度、見直しを行うことになっており、現行水準は2012年半ばに定められ、同年7月に官報掲載された。

リオット大臣は、「生産性の向上などにつなげ、雇用主と雇用者が両方恩恵を受けるような制度を目指す」と述べた。

同制度は、半島部で900リンギ、サバ・サラワク州、及びラブアンで800リンギで、家政婦を除くすべてのセクターに適用されるもので、昨年1月より導入された。しかし、外国人への適用など一部企業からの反対を受けて完全には導入されていなかった。経営に影響が出る企業を対象に昨年12月末までの猶予が設けられていた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  6. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  7. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  8. スズキ『ソリオ』 乗り心地と静粛性はクラストップか…土曜ニュースランキング
  9. どれを選ぶ? トヨタ RAV4 新型は3仕様を展開…CORE・ADVENTURE・GRスポーツ
  10. 家電メーカーのスーパーEVがニュル最速記録を更新!「2トン超の大型セダンが…」「異次元」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る