ZF、IMSA主催の「TUDORユナイテッド・スポーツカー選手権」とのパートナーシップを発表…zf.comでレースリポートも

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zf.comのレース・リポート
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ZFは24日に、アメリカ・カナダで年間12レースが開催されるIMSA主催の「TUDORユナイテッド・スポーツカー選手権」を支援するパートナーシップを発表した。

このパートナーシップは複数年にわたるもので、北米でのZFの認知度とブランド価値を高めるために結ばれ、ZFの北米でのモータスポーツ活動は同選手権に集中して行われる。

同選手権に参戦するチームのうち、アウディ、アストンマーチン、フェラーリ、ポルシェそして多くのデイトナ・プロトタイプの参戦者は、「ZFレーシング・クラッチ・システム」と「ZFダンパー」を使用するだけではなく、ZFの技術サポートを受けている。ZFの技術サポートを行う「ZFレース・エンジニアリング」は同社の北米でのレース・プログラムを成長させるために2006年に設立された。

またZFは、ソーシャル・メディアを使用したビデオ・プログラムを同選手権にも展開する。このプログラムは、2012年にドイツのDTMや日本のスーパーGTシリーズでも実施されたもので、レースの舞台裏からインサイダーしか接することができない情報を、zf.comのネット経由で公開して、ファンにリアルなレースの興奮を提供するものだ。

ZFのCEOであるステファン・ソマー氏は、「世界中の有名レーシング・チームと自動車メーカーは、F1、世界ラリー選手権、ルマン24時間、DTMなどのレースでZFの革新的な技術と技術サポートに依存してきた。TUDORユナイテッド・スポーツカー選手権は、DTMと日本のスーパーGTを融合したようなもので、ZF製品の技術的な優位性を実証するのに最適の舞台だ」と述べた。

IMSAの社長兼COOのスコット・アサートン氏は、「我々は以前からZFにスポーツカー・レースの統一を持ちかけていた。今回、それが実現してZFが北米でのブランドを広めるのに役立つことを楽しみにしている」と応じた。

《山内 博》

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