原子力開発機構とJAXA、小型無人航空機を利用した放射線モニタリングシステムの飛行試験を実施

航空 テクノロジー
原子力機構とJAXAが共同開発した放射線検出器を搭載した無人航空機
原子力機構とJAXAが共同開発した放射線検出器を搭載した無人航空機 全 2 枚 拡大写真

日本原子力研究開発機構(JAEA)と、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、1月24日に、福島県浪江町で、小型無人航空機を利用した放射線モニタリングシステムの試験飛行を実施した。

放射線検出器を小型無人航空機に搭載し、遠隔操作が可能で、長時間のフライトを可能とする「放射線モニタリングシステム」の運用に向けた試験飛行。

JAEAとJAXAは、2012年6月から小型無人航空機を利用した放射線モニタリングシステムについて共同研究をすることで合意した。

共同研究では、JAXAが開発する放射線モニタリングに適した小型無人航空機技術と、原子力機構が持つ無人ヘリコプター用の検出器やモニタリングシステムを改良した技術を組み合わせて利用するもの。これら技術の進展が図られるとともに、東京電力福島第一原子力発電所周辺などの放射性物質の汚染状況を、より適確に把握することができることを想定している。

《レスポンス編集部》

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