JR東日本長野支社は1月28日、小海線の清里駅(山梨県北杜市)と野辺山駅(長野県南牧村)で発売している「JR最高地点乗車記念乗車券」の販売を終了すると発表した。
野辺山駅は、JRの鉄道路線で最も高い位置にある駅(標高1346m)として知られているが、線路の最高標高地点は野辺山駅から約2.3kmほど清里方にある踏切付近で、標高は野辺山駅より30mほど高い1375mとなっている。
清里・野辺山両駅では、両駅間の最高地点を乗車することの記念品として「JR最高地点乗車記念乗車券」が発売されており、清里駅では「清里から野辺山ゆき」、野辺山駅では「野辺山から清里ゆき」を、それぞれ180円で販売している。しかし、「近年お客さまのご利用が減少している」として、2月28日限りで発売を終了することにした。それ以前に在庫がなくなった場合は、その時点で発売を終了する。
両駅の「来駅記念入場券」は、引き続き発売する。