1月15日、米国の自動車最大手、GMの新CEO(最高経営責任者)に就任したメアリー・バーラ氏。大手自動車メーカーとしては、初の女性トップとなった同氏が、GMの欧州部門、オペルを訪問した。
これは1月27日、オペルのドイツ・リュッセルハイム本社での出来事。メアリー・バーラ氏がGMのCEOに着任して、初の海外視察先にオペルを選んでいる。
メアリー・バーラ新CEOは、リュッセルハイム工場の製造ラインを見学。『アストラ』や『インシグニア』が組み立てられる様子を見守った。研究開発センターのITDCも視察。このITDCはGMの世界第2の規模の開発拠点で、6000名以上の技術者が働く。
さらに、リュッセルハイムの本社と工場に勤務する3300名の従業員の一部と会うなど、CEO就任後、初の海外視察を精力的にこなした。
メアリー・バーラ新CEOは、「オペルの従業員と会う機会を持てて、大変うれしい。このリュッセルハイム工場において、新たなモデルを生産車種に加えることを約束する」とコメントしている。