日野、大型トラック プロフィア を改良…燃費向上と安全装備機能充実

自動車 ニューモデル 新型車
日野プロフィア  QPG-FR1EXEG(トランテックス製ボデー架装例。オプション装着車)
日野プロフィア QPG-FR1EXEG(トランテックス製ボデー架装例。オプション装着車) 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は、大型トラック『プロフィア』を改良し、4月1日より発売すると発表した。

今回の改良では、エンジン制御の改良や、新たに採用した惰性走行機能「E-COAST」、またハイルーフ車専用スポイラー(オプション)などにより燃費を向上させた。これにより一部の車型を除き、「2015年度燃費基準値+5%達成車」となり、既に達成している「2009年排出ガス規制NOxおよびPM10%以上低減」とあわせて、新車購入時の自動車取得税および重量税が75%減税となる。

また今回の改良では燃費向上とあわせて、安全装備の機能充実と標準装備化を図った。衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティ(PCS)」は、先行車に対する追突回避を支援する機能を追加。「車線逸脱警報装置」では、車線を検知するカメラの性能を向上させた。

ドライバーの閉眼や顔の向きを検知して警報する「ドライバーモニター」では、サングラス着用時も眼の開閉状態を検知できるよう、カメラの性能を向上。さらに、積荷の偏りによるトラクターの傾きを計測する「左右バランスモニター」を追加したほか、12速AMT「Pro Shift12」のオートシフトダウン機能を向上させた。

「PCS」「車線逸脱警報装置」「ドライバーモニター」はプロフィアおよびプロフィア トラクター全車に、「左右バランスモニター」はプロフィア トラクターの海上コンテナ用車型に、「オートシフトダウン」はPro Shift12搭載車に、それぞれ標準装備とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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