【F1】メルセデスAMG、ヘレステストはフロント・ウイング破損もベストラップ

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メルセデスAMGペトロナスは、28日にスペイン・ヘレスでのテスト・デー1日目の走行データを公開した。28日に走行したのは5チームだけで低調なヘレス・テストの開幕となった。

ハミルトン18周回し、ベストタイム1分27秒820を記録。 これに続いてフェラーリのライコネンが1分29秒474と続いた。

メルセデスAMGペトロナスのルイス・ハミルトンは、2014年シーズン用のF1『W05』を駆って午前9時ジャストのコース・オーペンと同時にコースに飛び出した。

ルイスは1ラップ毎にピット・インする慣らし走行を4ラップ繰り返した後に、連続ラップ走行に進行した。しかし、連続ラップ走行の18ラップでフロント・ウイングに問題が発生し、午前中に早々とテスト・デー1日目の走行を終了した。

ヘレス・テスト2日目の明日は、セカンド・ドライバーのニコがW05のステアリングを握る予定。

ルイス・ハミルトンは、「初めてコース走行する車にしては、私の感触はかなり良く、いいスタートだ。他のチームは私たちの走行が終わってからスタートしたので、私たちのテスト・プログラムが目標になったと思う。今日はフロント・ウイングに問題が発生するまでは、車の調子は良く、全般的にうまく行った1日だった。フロント・ウイングの問題もメルボルンで起こるより、今日見つかった方が良かったと思う」とコメントした。

トト・ウルフは、「フロント・ウイングに関しては、このようなトラブルを見つけることが今回の目的だ。今日は18ラップをこなして、チームのシステム・チェックは完了した。車はスペアパーツを使って今修理中だが、それがウインター・テストの仕事というものだ」と語っている。

バディ・ロウによると、「フロント・ウイングの問題は今分析中で、車を修理する必要があり、今日のテストは終了した。ブラックリーとブリックスワークのチームは、素晴らしい仕事で車を仕上げてくれた。今日のテストで得られたデータは今晩中に解析する。今年の冬の進歩は急カーブで上昇している」という。

《山内 博》

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