【ジュネーブモーターショー14】BMW、 4シリーズ に「グランクーペ」公式発表…4ドアクーペ派生

自動車 ニューモデル 新型車
BMW 4シリーズ グランクーペ
BMW 4シリーズ グランクーペ 全 10 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWは2月2日、『4シリーズ グランクーペ』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14で初公開される。

4シリーズ グランクーペは、『3シリーズクーペ』と『3シリーズカブリオレ』の後継車として登場した『4シリーズ』の3車種目のバリエーション。すでにBMWは、『6シリーズ』に「グランクーペ」を用意。これと同様、2ドアの4シリーズに、4ドアクーペという新たな選択肢として加わるのが、4シリーズ グランクーペ。

フロントマスクは、4シリーズ ファミリーと共通。ボディサイズは全長4638mm、全幅1825mm、ホイールベース2810mmで、『4シリーズクーペ』と変わらない。ただし、1389mmの全高は、4シリーズクーペに対して、12mm引き上げられた。ルーフは112mm後方に延ばされていて、『3シリーズセダン』とは異なり、クーペらしい曲線を描いてリアへとつながる。

また、4シリーズクーペよりも、後席の頭上空間が拡大。トランク容量も、4シリーズクーペに対して、35リットル増え、480リットルを確保した。後席は、40対20対40の3分割可倒式。シートバックを倒せば、荷室容量は最大1300リットルへ拡大する。なお、3シリーズセダンとの大きな違いとして、4シリーズ グランクーペには、大きな開口部を持つリアゲートを装備。

搭載エンジンは、既存の4シリーズに準じる。ガソリンエンジンは3種類。「435i グランクーペ」は直噴3.0リットル直列6気筒ターボで、最大出力306ps/5800-6000rpm、最大トルク40.8kgm/1200-5000rpmを発生する。0-100km/h加速は5.5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。

「428i グランクーペ」は直噴2.0リットル直列4気筒ターボの高出力版で、最大出力は245ps/5000-6500rpm、最大トルク35.7kgm/1250-4800rpm。0-100km/h加速は6.1秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。

「420i グランクーペ」は直噴2.0リットル直列4気筒ターボの標準版で、最大出力は184ps/5000rpm、最大トルク27.5kgm/1250rpmを引き出す。0-100km/h加速は7.5-7.6秒、最高速は236km/h(リミッター作動)の実力だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る