ロンドン・ヒースロー空港は2月3日、滑走路増設計画に関するパブリック・コンサルテーション(住民からの意見聴取)を実施すると発表した。
計画は、国内の空港容量不足の解消を目指し、空港北西に第3滑走路を新設するというもの。空港は、周辺14万世帯・企業に対し、滑走路増設に関する説明を記載した小冊子を送付し、地元住民から改善案を募る。6週間のコンサルテーションの結果を踏まえ、5月には計画案が空港委員会に提出される予定だ。
ヒースロー空港会社のコリン・マシューズCEOは「今回の協議を通じ、住民の意向を正しく理解しているかを確認し、改善できる点があれば実行に移す」と述べ、コンサルテーションへの参加を呼び掛けている。