【GMヘリテージミュージアム】歴史上初のコンセプトカー..1938年 ビュイック Y-Job コンセプト

自動車 ビジネス 企業動向
1938年 「Buick Y-Job Concept」
1938年 「Buick Y-Job Concept」 全 14 枚 拡大写真

自動車産業都市デトロイトに、GMが誇る数々のレアモノが集まる自動車博物館がある。「GMヘリテージミュージアム」だ。

原則非公開だが館内の使用状況によって団体での見学も受け入れているこのGMヘリテージミュージアム、フロア展示されているものは165台だが、そのコレクションは450台に及ぶ。乗り物はブランド別にわけて展示され、時宜を捉えつつ棚替えも行っているそうだ。

◆GMデザインの原点 歴史上初のコンセプトカーがここに

数あるコレクションの中でも最も価値のある乗り物は1938年製ビュイック『Y-Job Concept』だ。当時業界史上初のコンセプトカーだったものだ。戦間期から戦後にかけてGMのデザイナーを務めたHarley Earl(ハーリー・アール)の作品であり、GMデザインの原型と呼べるものだ。

アールはこの時彼が描く“自動車にかけるビジョン”を最新のテクノロジーと組み合わせたのだという。それはまさに未来の車だった。また翌年1939年には量産型車も追いついている。

《北原 梨津子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る