内海造船、新造船工事の減少や船価の落ち込みで約16億赤字転落…2013年4-12月期決算

船舶 企業動向

内海造船が発表した2013年4-12月期(第3四半期)連結決算は、経常損益が16億8400万円の赤字に転落した。前年同期は30億6300万円の黒字だった。

売上高は前年同期比34.0%減の146億7700万円と大幅減収となった。新造船工事は、9隻で前年同期と比べ4隻減少したことに伴う工事量の減少、海運市況悪化後に受注した低船価で採算が厳しい新造船を売上計上したため。

受注は、貨物船、プロダクトキャリア、RORO船など、計11隻他で392億4700万円を受注し、受注残高は、新造船17隻他で436億9300万円となった。

営業損益は、減収に加え、資機材価格や低水準で推移する船価が収益を圧迫し、17億6100万円の赤字に転落した。当期損益は15億9900万円の赤字だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. ベントレー、初の後輪駆動コンチネンタルGT「スーパースポーツ」発表…非電動で666馬力
  4. BMW『X1』、ブラックで統一の「Edition Shadow」発売…240台限定で611万円
  5. 「自動車は巨大な動くIoT」SDV時代に高まるサイバーセキュリティとAIの重要性、「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 2025」の見どころをナノオプト・メディア大嶋社長×レスポンス編集長が語るPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る