BASF、「バッテリー材料研究所」を兵庫県尼崎市に開設…市長列席の開所セレモニーを開催

自動車 ビジネス 企業動向
バッテリー材料研究所 外観
バッテリー材料研究所 外観 全 9 枚 拡大写真

ドイツの化学大手BASFは2月5日、兵庫県尼崎市に「バッテリー材料研究所」を開設し、同日稲村和美尼崎市長列席のもと、開所セレモニーを開催した。

【画像全9枚】

そのほかに同セレモニーに列席したのは、BASF本社プロセスリサーチ&ケミカルエンジニアリング担当プレジデントのペーター・シューマッハ氏、BASFジャパン社長のヨルグ・クリスチャンシュテック氏、BASF本社バッテリー材料担当バイスプレジデントのアドリアン・シュタインメッツ氏、BASFジャパン尼崎研究開発センター長の高橋隆一氏の各氏。

同セレモニーでは、列席の各氏が登壇し、テーブルに置かれたビーカーに列席者画しが液体を注ぐと、ビーカー内で化学反応が進行して発電するようすを表現、ステージ背面のディスプレーを点灯させた。化学会社のバッテリー材料研究所らしい演出となった。

BASF本社のペーター・シューマッハ氏は、「バッテリー材料研究所の新設は、BASFが持つ研究開発ネットワークを日本にも拡大することに繋がる。当社のグルーバルネットワークに日本の尼崎が加わったことで、EV車向けのバッテリー産業に当社が一層コミットすることを表している」と、研究所開設の意義を説明した。

稲村尼崎市長は、「研究開発型企業の誘致に注力している当市にバッテリー材料研究所のような施設を開設していただき、喜んでいます。反面、当市は高度成長の時代に大変な公害に悩んだ歴史があり、その時代の経験を忘れずに、当市の産業が盛んになることを目指している」と、挨拶した。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  3. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る