【ジュネーブモーターショー14】シトロエン C4カクタス 公式発表…斬新な小型クロスオーバー

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シトロエン C4カクタス
シトロエン C4カクタス 全 10 枚 拡大写真
フランスの自動車大手、シトロエンは2月5日、『C4カクタス』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14で初公開される。

「C4カクタス」は2013年秋、シトロエンがフランクフルトモーターショー13に出品したコンセプトカー、『カクタス』(『CACTUS』)の市販バージョン。『C4』ファミリーの小型クロスオーバー車として誕生した。

コンセプトカーから市販車に移行する過程で、大幅なデザイン変更を受けるモデルが多い中、C4カクタスはコンセプトカーのカクタスに忠実なデザインを採用。中でも、「エアバンプ」と呼ばれる新素材は、コンセプトカーから受け継がれた。

エアバンプは、素材の内部に空気カプセルを入れた弾力性に富む構造。「C4カクタス」の場合、ボディの前後とサイドに、エアバンプを装備。シトロエンによると、軽微な衝撃から、車体を保護する役割を果たすという。

ボディサイズは、全長4160mm、全幅1730mm、全高1480mm。ホイールベース2600mm。欧州Cセグメントの小型ハッチバック車からの代替ニーズを満たすクロスオーバー車を狙う。

室内は、前席に「ワイドソファスタイル」と名付けたベンチシートを採用。助手席用前面エアバッグを世界で初めてルーフに内蔵することで、助手席側の室内のゆとりや収納スペースを拡大することに成功する。また、7インチのタッチスクリーンを標準装備。

パワートレインについては、公表されていない。シトロエンは、「最新世代の環境エンジンに、最適化された車台を組み合わせる」と説明。C4に対して車両重量は200kg軽くすることが可能。その結果、優れた動力性能と、ディーゼル仕様で欧州複合モード燃費32.2km/リットル、CO2排出量82g/kmの優れた環境性能を実現するとしている。

《森脇稔》

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