【シカゴモーターショー14】日産 フロンティア に米カミンズ社製ディーゼル…コンセプトカーを初公開

自動車 ニューモデル 新型車
日産 フロンティア・ディーゼルランナー
日産 フロンティア・ディーゼルランナー 全 9 枚 拡大写真

日産自動車は2月6日(日本時間2月7日未明)、米国で開幕したシカゴモーターショー14において、『フロンティア』にカミンズ社製ディーゼルを載せたコンセプトカーを初公開した。

日産自動車は2013年8月、米国の老舗ディーゼルエンジンメーカー、カミンズ社製の新開発5.0リットルV型8気筒ターボディーゼルエンジンを、フルサイズピックアップトラック、『タイタン』の次期型に搭載すると発表。

このエンジンは、最大出力300ps以上、最大トルク69kgm以上を引き出し、北米のトラック市場に求められる牽引力と燃費性能を追求。現在、2015年モデルとして発売予定の次期『タイタン』への搭載に向けて、開発と実験の最終段階にある。

今回、日産がシカゴモーターショー14で初公開したのは、『フロンティア・ディーゼルランナー』。日産の主力中型ピックアップトラックのフロンティアをベースに、カミンズ社製のディーゼルエンジンを載せたコンセプトカーだ。

このカミンズ社製ディーゼルは、次期タイタン用とは異なり、排気量2.8リットルの直列4気筒ターボユニット。最大出力はほぼ200ps、最大トルクは48.4kgm以上を発生する。トランスミッションはZF製の8速AT。

日産は、「V6ガソリンエンジン搭載車と比較して、予想燃費は35%向上」と説明。シカゴモーターショー14での展示は、来場者に見てもらい、次期フロンティアにカミンズ社製ディーゼルを搭載するかどうか、判断する材料にするという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る