コスモ石油は、1月に続いて、2月の原油処理量も当初生産計画を削減すると発表した。
2月の当初原油処理計画は210万4000キロリットルだったが、12万6000キロリットルを削減し、197万8000キロリットルに減らす。当初計画比では6%減となる。
製油所の稼働率は90%となる見通し。
同社は、昨年7月に坂出製油所の精製装置を全て停止し、既に大幅な原油処理量削減を行っている。引き続き減産体制を維持するとともに、軽油を中心に積極的に海外への輸出を行うことで、灯油を中心とした国内の石油製品需要減少に対応するとしている。
3月以降も、国内の石油製品需要にあわせて原油処理量の削減を検討する。