大雪で混乱の首都圏各線ほぼ元通りに…千葉モノレールは「平常」通す

鉄道 企業動向

首都圏の鉄道路線は記録的な大雪となった2月8日に続き、9日も雪の影響でダイヤが大幅に乱れた。

同日17時時点の首都圏では、成田線我孫子~成田間、久留里線、京成本線京成佐倉~成田空港間、京成東成田線、秩父鉄道線影森~三峰口間、箱根登山鉄道線箱根湯本~強羅間、ユーカリが丘線で運転を見合わせた。それ以外の路線も一部列車の運休や遅れが発生した。

10日6時時点では秩父鉄道線影森~三峰口間で運転を見合わせているが、それ以外の路線はほぼ平常通りの運行となっている。

千葉市内の千葉都市モノレールは2月8日から9日にかけ、1・2号線とも平常運転だった。同モノレールは軌道桁にぶら下がって走行する懸垂式モノレールのうち、サフェージュ式と呼ばれる方式を採用。箱形の軌道桁が車輪を覆い隠すような構造で、走行路に雪が積もりにくくなっている。

懸垂式モノレールでも、車輪と走行路が露出している上野懸垂線(上野動物園モノレール)は8日と9日の午前中、運転を見合わせた。神奈川県鎌倉・藤沢市の湘南モノレールは千葉都市モノレールと同じサフェージュ式だが、8日は分岐器(ポイント)の故障や強風の影響で断続的に運転を見合わせた。

《草町義和》

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