1月の三菱米国販売、4.5%増… RVR が36%増で牽引

自動車 ビジネス 海外マーケット
三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR)の2013年モデル
三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR)の2013年モデル 全 4 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは2月3日、1月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、1月としては2011年に次いで多い4867台。前年同月比は4.5%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

4867台の内訳は、乗用車が前年同月比22.4%減の2088台と、引き続き減少。これは、セダン系の車種整理を進めたのが要因だ。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比41.2%増の2779台と、好調が持続する。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が引き続き人気。1月は三菱の米国販売全体の38%にあたる1838台を販売した。

この台数は、同車の1月実績としては、過去最高の数字。前年同月比は36.1%の大幅増となった。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応している。

また、新型を2013年6月に投入した『アウトランダー』は1月、941台を登録。1月としては、2007年に次ぐ台数を記録した。前年同月比53.5%増と大幅に増加。新型『ミラージュ』は1170台を販売。『ランサーエボリューション』も1月は、前年同月比13.9%増と根強い人気を示す。

2013年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比7.7%増の6万2227台。三菱モータースノースアメリカの横澤陽一社長兼CEOは、「2011年に次ぐ、1月の販売記録だ。営業チームと販売店の努力が、1月の寒波を克服し、2014年のいいスタートを切れた」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「スピーカー交換」も良し、「アンプDSPの追加」も良し。でも!?[初めてのカーオーディオ“とっておき”をプロが提案]
  2. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  3. 今、ヨーロッパで一番売れているコンパクトSUV!ルノー『キャプチャー エスプリ アルピーヌ』とプチヴァカンスへPR
  4. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  5. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る