米国の自動車最大手、GMは2月11日、中国における1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、月販台数としては、過去最高の34万8061台。前年同月比は12%増と伸びた。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。1月実績は、上海GMが前年同月比11.4%増の17万1856台。SAIC‐GMは13.9%増の17万2852台と、ともに2桁増。
ブランド別では、ビュイックブランドが、月販初の10万台超えとなる10万0127台を販売。前年同月比は15.7%増と好調だ。『エクセルXT』と『エクセルGT』が、合計で前年同月比44.2%増の3万4176台と牽引。ミニバンの『GL8』は114.8%増の1万1973台。小型SUVの『アンコール』も、14.9%増の9052台と支持を集める。
一方、シボレーブランドは、前年同月比0.2%減の6万5988台と後退。小型セダンの『クルーズ』が2万2621台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、2万1989台でこれに続く。
キャデラックブランドは、5741台を販売。前年同月比は265.7%増と大きく伸びた。SUVの『SRX』が96.1%増の2812台。新型セダンの『XTS』が、2365台を売り上げた。
2013年のGMの中国における新車販売台数は、316万0377台と新記録。前年比は11.4%増と、2桁の伸びを達成している。