ナノラックス 国際宇宙ステーション「きぼう」エアロックから2機の人工衛星放出に成功

宇宙 企業動向
国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」のエアロックから放出される超小型衛星
国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」のエアロックから放出される超小型衛星 全 1 枚 拡大写真

2014年2月11日、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」のエアロックから米ナノラックス社の超小型衛星放出機構を使用して2機の衛星放出が行われた。

日本時間2月11日夕刻行われた衛星放出は、若田光一宇宙飛行士が担当。「きぼう」のエアロックから衛星放出機構をISSの外へ出し、今回予定している28機の衛星のうち、プラネット・ラボ社の衛星2機を軌道へ送り出した。途中、コマンドを送信しても衛星放出が行われないトラブルがあったものの、コンピュータの再起動で回復している。

ナノラックス社の衛星放出機構は、2014年内にあと2、3回の衛星放出を予定しているという。1回のミッションで最大96機までの衛星を放出できる。

《秋山 文野》

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