東横線元住吉駅の追突事故、東急が状況を発表

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東急東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故で、同社は発生時の状況などを発表。写真は事故車両と同形式の5000系
東急東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故で、同社は発生時の状況などを発表。写真は事故車両と同形式の5000系 全 1 枚 拡大写真

東京急行電鉄(東急)東横線元住吉駅で2月15日未明に発生した列車衝突事故について、同社は15日午前、発生の状況や現在の運転状況を発表した。

同社発表によると、事故が起きたのは午前0時30分ごろ。東横線元住吉駅の下り2番ホームで、過走(オーバーラン)して停車していた渋谷発元町・中華街行き各駅停車(8両編成)に、後続の各駅停車(8両編成)が衝突し、16人が軽傷を負った。負傷者は全員治療を終え帰宅したという。

原因については、国土交通省運輸安全委員会が調査を行っている。同線では先行列車との間隔を保って速度制御を行うATC(自動列車制御装置)が導入されている。

事故の影響で同線はその後の運転を中止し、終電まで上下計50本が運休、約2万9400人に影響が出た。事故当時は雪の影響でダイヤが乱れていた。

東横線は15日午後1時現在、渋谷~菊名間が不通となっているほか、並行する目黒線も武蔵小杉~日吉間で運転を見合わせている。運転再開の見込みは立っていない。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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