ここにも大雪の影響…スーパーフォーミュラ今季初回の富士公式合同テストは中止に

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2013年12月の富士テストも雪の影響を受けたが、トヨタとホンダ各1台のSF14が開発のための走行を重ねることはできた。
2013年12月の富士テストも雪の影響を受けたが、トヨタとホンダ各1台のSF14が開発のための走行を重ねることはできた。 全 8 枚 拡大写真

15日、全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)のシリーズ運営団体であるJRP(日本レースプロモーション)は、18~19日に富士スピードウェイで実施予定だった今季の第1回公式合同テストを「雪の影響のため中止する」と発表した。

ニューワンメイクマシン「SF14」登場で注目される2014年シーズンのSFが、大雪によっていきなりの公式日程キャンセルを余儀なくされた。新車イヤーだけに、例年は開幕前に2回実施する公式合同テストを3回に増やし、さらに第1回が2月中旬という早めの始動を試みたJRPだったが、14日からの大雪の影響を受け、18~19日の富士テスト実施は不可能、との判断に至ったものである。

今回の富士テストには、先に実施されたトヨタとホンダ、それぞれの今季モータースポーツ活動に関する発表会で明らかになった全11チーム計19台が揃い、中嶋一貴以外の18選手が参加予定だった(一貴はWECに関するプログラムとの日程重複による不参加だと思われる。SFテストの代走者は未発表だった)。さらに、ホンダ側のSF14開発の中心を担ってきた伊沢拓也(今季はGP2に参戦)もホンダのテストカーで出走を予定するなど、様々な意味で見どころ豊富なシーズンキックオフとなるはずだっただけに、残念である。各陣営も貴重な走行機会を逸し、出ばなを挫かれた格好。4月12~13日の開幕戦鈴鹿までの間に代替日程が欲しいところだろう。

変更スケジュール等は決定次第、発表される(当初予定では第2回が3月3~4日の鈴鹿、第3回が同19~20日の富士)。なお、3月1~2日の鈴鹿ファン感謝デーにおいて、SFのデモ走行が予定されている。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 「スラントノーズ」のポルシェ911が現代風に蘇る…1000馬力の「プロジェクトF-26」発表
  4. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る