三井海洋開発、FPSOの建造順調で大幅増収…2013年12月期決算

船舶 企業動向

三井海洋開発が発表した2013年12月期連結決算は、経常利益が前年同期比70.2%増の158億2000万円と大幅増益となった。

Tullow Ghanaをはじめとするコンソーシアムが保有するディープ・ウォーター・タノ鉱区にあるTEN油田の開発に用いられるFPSO1基の建造・チャーターを受注した。また、ペトロブラスの子会社を通じてリオデジャネイロの沖合約300kmに位置するCarioca油田の開発に用いられるFPSO1基の建造・チャーター契約の発注内示を受けた。これらのプロジェクトの受注により、受注高は5184億8200万円、同51.3%増となった。

売上高はFPSO建造工事の進捗によって同36.1%増の2544億0100万円と大幅増収となった。

営業利益は増収の効果から同6.7%増の37億0400万円となった。

純利益は有形固定資産の減損損失、建造工事代金にかかる貸倒引当金を計上したため、同4.1%減の49億2200万円となった。

今期の通期業績見通しは、売上高が同17.9%増の3000億円、営業利益が同116.0%増の80億円、経常利益が同17.8%減の130億円、当期純利益が72.7%増の85億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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