JR西日本、北陸エリアでも外国人向けフリー切符発売

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「JRウエストレールパス(北陸エリアパス)」のフリー区間。連続する4日間に限り、フリー区間のJR線が何度でも利用できる。
「JRウエストレールパス(北陸エリアパス)」のフリー区間。連続する4日間に限り、フリー区間のJR線が何度でも利用できる。 全 3 枚 拡大写真

JR西日本は2月12日、訪日外国人向けフリー切符「JRウエストレールパス(北陸エリアパス)」を5月から発売すると発表した。

JR西日本と富山・石川・福井の北陸3県は、外国人向けに北陸エリアの観光地や観光素材をPRする取組みを実施することにし、その一環としてJR西日本が訪日外国人向けのフリー切符を発売することにした。同様の取組みとしては、山陰・岡山地区で発売している「JRウエストレールパス(山陰・岡山エリアパス)」がある。

「北陸エリアパス」は、連続した4日間に限り北陸地区のフリー区間で特急列車と快速・普通列車の普通車自由席を自由に乗り降りできる。フリー区間は北陸本線敦賀~黒部間と小浜線敦賀~小浜間、越美北線越前花堂~九頭竜湖間、七尾線津幡~和倉温泉間、城端線高岡~城端間、氷見線高岡~氷見間、高山本線富山~猪谷間。

北陸エリアでの「2次アクセス」となる公共交通機関を割引運賃・料金で利用できる特典も付く。たとえば富山県内では、富山ライトレールや富山地方鉄道(富山地鉄)電鉄富山~立山間、立山黒部アルペンルート立山駅~黒部湖間(往復)の運賃が「北陸エリアパス」の提示で割引となる。このほか、のと鉄道やえちぜん鉄道などのフリー切符も割引で購入できる。

発売期間は5月1日~2015年2月25日、利用期間は5月1日~2015年2月28日で、発売額は大人4500円・子供2250円になる。日本国以外の政府などが発行したパスポートを所持し、短期滞在に該当する在留資格を持つ人に限り購入できる。

《草町義和》

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