〈クアラルンプール〉
統計局の発表によると、2013年の外国直接投資(FDI)の純流入額は388億リンギ(約3兆1,070億円)となり、2012年の311億リンギ(約2兆4,900億円)より24.8%増加した。
FDIの純流出額は、41億リンギ(約3,280億江)となり、2012年の217億リンギ(約1兆7,380億円)から大幅に減少した。投資資産の純流出額が519億リンギ(約4兆1,560億円)から406億リンギ(約3兆2,510億円)に減少したことなどが純流出額の大幅減少につながった。
12月31日時点における外貨準備高は4,417億リンギ(約35兆3,690億円)となり、前年との比較では、145億リンギ(約1兆1,610億円)の増加となった。
第4四半期の外国直接投資(FDI)は、112億リンギ(約3,430億円)となった。前年同期の59億リンギ(約1,800億円)、2013年第3四半期の94億リンギ(約2,880億円)から増加した。
投資先のトップは製造業で、それに不動産業、鉱業が続いた。投資国のトップ3は、香港、シンガポール、英国領ヴァージン諸島だった。
証券投資の純流出額は昨年第4四半期、7億リンギ(約210億円)となった。第3四半期の97億リンギ(約2,970億円)より大幅に減少した。