国交省、鉄道事業者に降雪時の安全確保を指導

鉄道 行政

国土交通省鉄道局は2月16日、東京急行電鉄(東急)で発生した列車衝突事故とホーム屋根落下事故を受け、降雪時の安全輸送の確保について鉄道事業者を指導するよう各地方運輸局に通達した。

事故は2月15日に発生。0時30分頃、東横線元住吉駅の下り2番線ホームで過走(オーバーラン)して停車していた渋谷発元町・中華街行き各駅停車(8両編成)に、後続の各駅停車(8両編成)が衝突し、16人が軽傷を負った。続いて7時頃には、こどもの国線こどもの国駅のホーム屋根が40mに渡りホームと線路上に落下した。

通達では衝突事故を受け、積雪の状況に応じた適切な運転規制などを実施するよう指導することを求めている。また、ホーム上屋などの構造物の設計荷重を確認するとともに、降雪時には適宜除雪などを行うよう指導することも求めている。

《レスポンス編集部》

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