マツダ、SKYACTIV-Dが機械振興協会会長賞を受賞

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SKYACTIV-D(スカイアクティブディー)
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マツダは、第11回新機械振興賞において、機械振興協会より「機械振興協会会長賞」を受賞した。

機械振興協会会長賞は、機械工業にかかわる優秀な研究開発およびその成果の実用化によって、機械工業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者に対して贈られるもの。

今回、低圧縮比クリーンディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)の開発を担当した、マツダのエンジン性能開発部および走行・環境性能開発部の5名が同賞を受賞した。

SKYACTIV-Dは、量産ディーゼルエンジンとしては世界一低い圧縮比(14:1)とすることで、燃料である軽油と空気をムラなくきれいに混合し、NOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)の抑制と、高い熱効率を両立する理想的な燃焼を実現。高価なNOx後処理装置なしでポスト新長期排出ガス規制をクリアしている。同エンジンは、『CX-5』『アテンザ』『アクセラ』に搭載されている。

今回の受賞では、従来のディーゼルエンジンに多くみられた、圧縮比が高く燃料が十分混ざる前に着火してNOxやPMが多く排出されるという課題を解消して、さらに低回転域のトルク向上や高回転域までスムーズに回るエンジン特性を実現した点が高く評価された。

《纐纈敏也@DAYS》

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