輸出船契約実績、前年同月の2.7倍で5カ月連続プラス…1月

船舶 企業動向

日本船舶輸出組合が発表した1月の輸出船契約実績によると、一般鋼船の契約は26隻、前年同月の2.7倍の143万総トンと5カ月連続プラスだった。

円安の影響で輸出船の契約は高水準で推移している。船種別の内訳は、貨物船がコンテナ船が4隻、自動車運搬船が2隻、バラ積船はハンディ型が4隻、ハンディマックス型が9隻、パナマックス型が1隻、鉄鉱石運搬船が1隻、油送船はLPG船が3隻、プロダクト船が2隻だった。

契約態様は、1月受注分では、トン数ベースで円建が6.1%、円・外貨ミックスが7.5%、外貨建が86.4%、現金払契約が100%、商社契約が27.2%だった。

納期別内訳は、1月受注分では、2014年度ものが14.1%、2015年度ものが31.3%、2016年度ものが46.6%、2017年度ものが8.0%。

一方、通関実績は、1月分が30隻、前年同月比35.5%減の120万総トンと2カ月連続マイナスだった。

この結果、1月末の輸出船手持工事量は、621隻、2664万総トンとなった。

《レスポンス編集部》

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