GM、北米でリコール78万台…走行中にエンジン停止の恐れ

自動車 テクノロジー 安全
シボレー・コバルト
シボレー・コバルト 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GM。同社の主力ブランド、シボレーの一部車種に関して、米国で大規模なリコール(回収・無償修理)を行うことを米当局に届け出た。

これは2月14日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。GMから、シボレーを含む2車種に関するリコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、イグニッションキーの不具合が原因。NHTSAによると、走行中にイグニッションキーが勝手に回り、エンジン停止の位置へ。こうなると衝突事故の際、エアバッグが展開せず、乗員が負傷するリスクがあるという。

リコールの対象になるのは、2005‐2007年モデルのシボレー『コバルト』と、ブランド廃止となったポンテアックの『G5』の2007年モデル。米国で販売された合計61万9122台がリコールに該当する。

なお、このリコールはカナダなど周辺国でも実施。北米全体でのリコール対象台数は、77万8562台となる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る