【FOMM コンセプト One 発表】ミニモ江本社長「従来のカーデザインの枠にとらわれずに表現」

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FOMM コンセプト One
FOMM コンセプト One 全 8 枚 拡大写真

ベンチャー企業のFOMMは2月19日、大同工業、日本特殊陶業と共同開発した超小型電気自動車『FOMM コンセプト One』を都内で報道陣に公開した。FFインホイールモーター採用で、既存の原付ミニカーとほぼ同サイズながら大人4人乗車できるのが特徴。

【画像全8枚】

FOMM コンセプト Oneのデザインを担当したミニモの江本聞夫代表取締役は同日の会見で「今回は全く新しいモビリティということで従来のカーデザインの枠にとらわれずに新しい表現方法にトライしている。パーソナルモビリティの軽快感を積極的に表現したいと思って開発した」と述べた。

具体的には「力強くて安全なミニマムサイズのカプセルの中に最大限の空間、最大限の機能を詰め込むということがデザインのテーマになっている。そして非常に特徴的なコンセプトである水に浮くという目的のためにもカプセルというのが都合のいい形だった」という。

FOMM コンセプト Oneは水害の際にもボディが沈まない構造になっており、インホイールモーターと水を吸い込むようにデザインされたホイールにより、ジェット水流を発生させて水面を異動することができるようになっている。

江本氏は「ボディの上半分がボートのような形状をしている。下側に向かって絞り込まれた船のような形状をしている。通常の自動車のデザインではタイヤを包み込むためにボディの裾は広がっている。それは安定感があって格好の良さにつながっているが、今回は従来のカーデザインの枠にとらわれずに表現した」と説明。

さらに「パーソナルモビリティの軽快感を積極的に表現するために、カプセルの部分は従来の自動車のデザインの塊の表現だが、片やモーターサイクル的なデザインも取り入れた」という。

「モーターサイクルは燃料タンク、エンジン、フレームが露出していて部品、部品で構成されているが、そういう二輪のデザインを融合させている。具体的にはキャビンを取り巻く露出したフレームの形状。アルミのフレームそのまま。ボディの下半分はタイヤを完全に包み込んでいなくて、ミニマムなカバーリングでタイヤを覆っているバンパー。またボディの下から内蔵の部品がかなり見えることも二輪的な表現ということになっている」と解説した。

また「今回のデザイン開発では物理的なモデルを全く製作していない。すべて完全なバーチャル、コンピュータの画面の中だけでデザイン作業を行った。私自身も2~3週間前に実際に車が出来上がって初めて実物の形を確認することができたという開発プロセスをとった」ことも明かした。

《小松哲也》

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