ヤマハ森本実SPV事業部長「PASは2015年にシェア55%超を目指す」

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2月19日、ヤマハ発動機の森本実SPV事業部事業部長が都内で会見。「ヤマハ『PAS』の2014年の計画目標は、前年比110%増の14万4000台、(他社への)ドライブユニット(DU)供給数を含めた総数では121%増の28万1000台まで延ばしていきたい」との目標を示した。

森本部長は「電動アシスト自転車の国内総需要は113%伸張して43万5000台、その中でPASは126%伸張して13万1000台に。輸出等含むDUも122%伸張して23万2000台となり、発売20周年の昨年は過去最高の台数と売上を記録することができた」とした上で、「これで国内シェアは30%を超え、国内DUも50%以上に達し、2015年の中期計画目標を前倒しにした数字となった。そして新たな目標を設定し直して、2015年には他社向け出荷を含めシェア55%超を目指していきたい」と述べた。

また森本部長は「我々が1993年に始めたビジネスが、他社の参入もあってだんだん大きくなってきた。その中でヤマハの国内DU総出荷累計は約250万台、輸出を含めると260万台に。総需要を毎年足して20年分となると490万台の需要を創造することができた」とした上で、「これはまだ通過点。記録をどんどん伸ばしていきたい」と語った。

「消費税の増税で、不安やアドバンテージもある。廉価で品質の悪い商品が入ってきているのも事実。これは健全な市場を育てたいと思う私たちにとっては相反すること。ヤマハが2輪メーカーとしてやらなければならないことをどんどんと追求していきたい」とも述べた。

《嶽宮 三郎》

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