エアバスは2月20日、クウェートを代表する航空会社のクウェート航空が、同社の編隊更新戦略の一部として、『A350-900』10機と『A320neo』系列の航空機15機の注文を確約したと発表した。
クウェート航空はすでに、『A320』と『A310』を3機ずつと、5機の『A300』、4機の『A340』を運航している。
A350 XWB(割増ワイドボディ)は、3つのバージョンから成る最新型の中型サイズ長距離航空機。長距離飛行の快適性のために18インチのエコノミー座席を採用すべく、胴体の幅が最適化されたこの新しい系列の航空機は、既存の同サイズカテゴリー航空機に比べ、25%の燃料効率の良さをもたらす。
一方、A320neoはA320系列のオプションとして提供され、さらに効率的な新エンジンと大きな「シャークレット」翼端装置を併せ持ち、それらによって最高15%の燃料節約を実現している。