ホンダ、メキシコ新工場が稼働…フィット 新型を生産開始

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ホンダのメキシコ新工場で生産が開始された新型フィット
ホンダのメキシコ新工場で生産が開始された新型フィット 全 1 枚 拡大写真

ホンダは2月21日、メキシコ新工場において、新型『フィット』の生産を開始した、と発表した。

米国向けのフィットは、3世代目となる新型から初めて、北米現地生産車になる。メキシコのグアナファト州セラヤ市の新工場で、組み立てを行う。ホンダは2014年1月、デトロイトモーターショー14において、米国仕様の新型フィットを初公開。

セラヤの新工場は、ホンダにとってメキシコの2番目の生産拠点。最初の工場は、グアダラハラ近郊に位置し、1995年から『アコード』を生産開始。2007年からは、生産車種を『CR-V』に切り替えた。現在の年産能力は、6万3000台。

今回、稼働したセラヤ新工場では、3200名を雇用。年産台数は20万台を見込む。同工場の操業開始により、ホンダの北米生産能力は、およそ192万台へ増加。現在、米国で販売されるホンダとアキュラ車の約90%は、北米現地生産車。セラヤ新工場のフル稼働時には、この比率は95%を超えると予想される。

生産開始記念式典には、ホンダの伊東孝紳 社長兼CEOが出席。「メキシコ新工場は、世界的視野に立って、顧客を満足させる高品質かつ適度な価格の商品を供給するというホンダの企業理念に基づくもの」と述べている。

《森脇稔》

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